派遣介護士として働く場合のメリット

派遣介護士の働き方を選ぶ理由は人それぞれですが、自分の介護のスキルや資格を生かして希望の曜日や時間帯に働きたい人や、数年おきに自由に職場を変えたい人にとって大きな魅力があります。

各地の介護施設やデイサービスの事業所における派遣の介護士の業務内容は、常勤やパートの介護士とほぼ同じであるため、働きながら人間性や介護業務に必要なスキルを磨くことも可能です。そのため、フルタイムで勤務をすることにこだわりが無い人や、初めて介護業界の仕事にチャレンジをしたい人は、興味を持った職場で派遣の介護士として週に2日から4日程度の勤務をするという方法もあります。

また、派遣の介護士のキャリアが長く日々の業務に役立つ資格を持っている人は、将来的に転職をする時に採用担当者に良い印象を持ってもらえたり、選考の過程で有利に働いたりするケースもあります。介護士が不足している現場においては、人間性が優れた派遣の介護士が重宝されることもあり、過去の経験やスキル、資格を生かして高収入を得ることも可能です。

なお、派遣介護士を経て常勤として働きたい場合には、勤務先の候補として、業務の合間に充実したスキルアップ研修が実施されているところや、常勤の介護士の登用試験が行われているところを選ぶことが大事です。その他、どのような形でスキルアップを図れば良いかわからない人は、実際に派遣の介護士として色々な現場を経験した人に職場探しのアドバイスを聞いたり、福祉業界の事情に精通したスタッフがいる派遣会社に相談をしたりするのも良いでしょう。