人間関係だって派遣なら平気?

派遣と言えば不安定な雇用形態というイメージが強いですが、介護の仕事に関しては、派遣で働く事に様々なメリットがあります。

具体的には、まず時給が高いことです。正社員にしてもパートやアルバイトにしても、介護の仕事は給料や時給が少なく、それが敬遠される理由の1つにもなっていますが、派遣は高時給で残業代なども加えると、正社員より年収が高くなる可能性が高いようです。残業に関しては、サービス残業を強要されることは絶対にありません。派遣社員の勤務先はあくまでも派遣会社であり、勝手にサービス残業を強要しては、違約金を支払うことにもなるのです。やむを得ず残業することになっても、通常の時給よりも割増になるので、残業することもメリットになるのです。

働く時間の融通が利くのも、派遣の魅力です。1日5時間とか週に3日とか、自分の都合に合わせて働く時間が決められます。フルタイムで働くよりも時間に余裕があり、プライベートを充実させたり、主婦なら家庭と仕事の両立も無理なくこなすことが出来るという訳です。

また、人間関係もそれほど悩む必要はありません。別の会社から派遣されている立場なので、仕事さえ無難に行えば誰にも文句を言われることは無いのです。さらに、施設に雇用されている社員やパートはまとまりや結束力なども求められ、仕事以外のことでややこしい問題に遭遇することもあるようですが、派遣なら仕事の時間が終われば颯爽と帰宅出来ます。もし、気が合わない人が職場にいても、派遣期間が終了すれば、更新せずに別の職場を探していけばいいだけなのです。